NPO法人日本環境土木工業会では、国内各地の風土や地域の実情に適応した工法、あるいは資源のリサイクルに新しい可能性を秘めている技術などを専門業者、一般市民を問わず公募をして、評価推奨し、過去に損なわれた自然環境を取り戻し、地球上のあらゆる生命に優しい環境を再生することを目的として新技術を募集いたしました。
厳選なる審査の結果下記9件をNPO日環環境土木工業会の推奨工法として認定致しました。
私たちは「形」という品質にもこだわります
アーチフレーム工法は、環境時代の法枠工法です。
利便性優先の時代は終わりました。
21世紀のインフラストラクチャー・デザインとしてお奨めします。
01
従来の現場打設法枠工法が持っている機能性にアーチ曲線を加え、景観上の美的効果を高めました。アーチは、古来より様々な建造物に多く取り入れられてきた歴史的な美観要素の一つです。02
設計上、縦梁の構造が従来の法枠工と同一なため、法面保護工として、充分にご利用いただけます。ハンチフレーム工法との組合せ設計も可能です。
03
中詰め緑化工は厚層基材吹付工など多様な緑化工の施工ができます。
ウォールポケット工法は、空間規模が長大で圧迫感のあるコンクリート構造物と、
緑化の併用による自然環境や周辺環境との調和・再生を重視した壁面緑化工法です。
景観に配慮した植栽プランターに、花木やつる植物を植栽することで、
地球温暖化を抑制するとともに、花と緑のアメニティ空間を創出することができます。
01
構造物の種類によって4タイプの工法(または組み合せ)が選択でき、あらゆる壁面に緑化スペースを創出できます。02
客土(生育基盤)は透水性、通気性、保水性に優れた配合培養土を使用し、底部には吸水マット、上部には防草対策に優れたマルチングシートを設けた構造で、メンテナンスも軽減できます。
03
植物による冷却効果や緑被によりコンクリート構造物の表面温度を15~20℃に抑えられ、更に樹木のCO2固定等により地球温暖化の抑制に貢献します。
04
植栽コンテナは、緑化目的・目標によって、数量や間隔が調整できます。
国土交通省新技術情報提供システム NETIS登録No. KT-010178 |
Wl-Ⅰ型
Wl-Ⅱ型
Wl-Ⅲ型
Wl-Ⅳ型
バスケットタイプ
間伐材法枠工 ウッディフレーム工法
01
間伐材を1m程度に切断するだけで簡単に法枠が構築できます。
02
03
組み立てはフレームジョイントで間伐材を釘止めし、アンカーボルトを打設するだけで、誰でも簡単に組み立てられます。
04
経済的で安全な緑化基礎工が構築できます。
01
法面工低減係数は、μ = 0.7 ~ 1.0 です。
切土補強土工ののり面工として、地山の変形に追従でき、かつ、のり面工低減係数は、0.7~1.0を有します。
02
養生期間が不要で、施工性に優れています。
現場吹き付けコンクリート製品に対し、養生期間が不要です。また、軽量、強靭なFRP製なので施工が容易で大型重機も不要です。
03
大幅な工期短縮が可能です。
切土補強土工の施工が終了した箇所から設置できます。また、逆巻き施工の場合に掘削作業の待ちが少なく、大幅な工期短縮が可能です。
グリーンパネル設置完了
植生状況2.5ヶ月後
グリーンポケット工法は、従来より普及しているモルタル・コンクリート吹付工、
吹付のり枠工によるのり面保護工法に、植栽工を併用したものです。
のり面の要所要所に基盤となる客土袋をプランター状に設置し、樹木や草花類で環境緑化をはかる工法です。
吹付のり面の問題点としていた、反射光や輻射熱の抑制、
さらに花や紅葉などによる季節感あふれる緑化工法により、周辺の環境性を高めることができます。
01
02
植栽工の施工が困難とされる、1:0.8より急な勾配にも施工できます。(垂直まで可)
03
植栽による植生工のため、多様な植物が使用でき、活着・生育も確実性が高いです。
04
緑化目的・目標に応じて設置箇所、数量を弾力的に設定できます。
05
多種多彩な植物の組合せにより、造園的なデザインを創出することができます。
国土交通省新技術情報提供システム NETIS登録No. KT-980082 |
ポケットタイプ
カットタイプ
吹付タイプ
プレキャストタイプ
ポケットタイプ
カットタイプ
環境に配慮し、最も自然に近い形で国土を保全する現場吹付法枠工
リサイクル材使用型枠 ハンチフレーム工法
01
02
応力の集中する梁の交点部にハンチを設けることにより、景観面は素より力学的にも安定度を高めることが出来ます。
03
プレスチック段ボール型枠のため、軽量で作業性が良く、安全です。
04
プラスチック段ボール型枠のため、保温性が良く、冬場の工事でも使用できます。
BSC工法
土壌藻類を活用した表面浸食防止工法
土壌藻類資材(BSC-1)を散布してバイオロジカル・ソイル・クラストを形成し、浸食を防止して早く植生還移をスタートさせる工法
目的 | 崩壊斜面・造成法面の浸食防止・自然植生形成 |
方法 | 種子吹付用機器でBSC-1を散布 |
利点 | 従来の自然侵入促進工より安価 環境保全規制区域への適用可能性 法面製型なしでの施工が可能 |
適用 | 造成法面、崩壊・工事による荒地 (特に環境配慮が必要な場所) |
上毛緑産工業株式会社
〒370-3607
群馬県北群馬郡吉岡町大字小倉827-87
TEL 0279-54-7723
FAX 0279-54-8603
工法特徴
1 環境にやさしい工法
2 廃棄物の処理量を軽減
(下水汚泥)(浄水汚泥・浄水場発生土)
(建設発生木材・伐採木等)(道路清掃砂)など
3 緑化基盤材として最適
工法説明
PMC工法とは、緑化基盤材「ネオソイル」に純植物質の粘着剤「ピー
エムザイ」を加え、モルタル吹付機と空気圧縮機を用いて法面に吹付
け、その表面に緑化植物の種子を装着した「PM緑化ネット」を貼付、
浸食や乾燥害を防ぎながら、早期に確実な法面緑化を図るために開発
した工法である。
メリット1
環境にやさしい
メリット2
廃棄物の処分量を軽減
メリット3
緑化基盤材として最適